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羽毛布団のメンテナンス方法は?

冬に暖かい眠りに貢献してくれた羽毛布団

春から夏にかけてはお布団の衣替えをされる方も多いのでは?

今回はいつも暖かくきれいな状態を保つために

押入れやケースに片付ける前の羽毛布団のメンテナンス方法をご紹介します。

寝ている間に汗や皮脂が付着したり、湿気を吸うことで

羽毛のパフォーマンスが落ち、暖かさやふんわり感が損なわれてしまいます。

また羽毛布団は使用年数によっておすすめメンテナンス方法が変わりますので

羽毛使用歴ごとのメンテナンス方法をご紹介させていただきます。

目次

目次

1. 羽毛布団の寿命は

羽毛布団の寿命は管理状況にもよりますが

きれいに使ってあげていれば高品質のものであれば10年以上持ちます。

(品質の高い羽毛布団でも12~15年程度)

しっかりメンテナンスを行うことで

羽毛の機能を最大限維持し、暖かくきれいな状態で長持ちさせましょう。

2. 毎年の羽毛布団のメンテナンスは『干す』

毎年(日々)の羽毛布団のメンテナンス方法をご紹介します。

羽毛を片付けるときはもちろんですが

最低でも月に1回は羽毛布団を干してあげましょう。

羽毛布団は快適な眠りのために汗を吸ってくれています。

また皮脂が付着したり湿気が溜まりダニが棲む原因になります。

人が過ごしやすい部屋の環境はダニにとっても住みやすい環境なため

外に干すことで温度をあげてダニを死滅させる必要があります。

その際、羽毛布団の生地が傷まないように

カバーをつけて干してあげることをおすすめします。

中の羽毛は直射日光に当てても大丈夫ですが

生地が痛むことで羽毛の吹き出しにつながってしまうからです。

具体的な方法としては天気のいい日に

表と裏を1〜2時間ずつ干しましょう。

ダニが気になる方はカバーの代わりに

中の温度を上げるために黒の布を被せてあげると

温度が上がりやすくダニの死滅に役立ちます。

干すときの注意として布団を叩かないこと。

強く叩くことで羽毛の毛が切れてしまい

羽毛の膨らみが減ることにつながります。

3. 2~3年に一度は『洗う』ことで羽毛の力を取り戻す

定期的に干していても

付着した汚れを取り除くことはできません。

そのため2〜3年に一度は丸洗いクリーニングに出しましょう。

汚れが蓄積することで羽毛の痛みを早めることに繋がります。

長期間洗っていない布団の汚れはこんなにも汚れが溜まっています。

きれいで清潔な状態に保つことが

羽毛の本来の力を発揮します。

※毎年洗うのは逆に羽毛を痛める原因になり寿命を早めることにもつながります。

人の布団と一緒に洗われるのは気になるという方は

1枚1枚丁寧に洗ってくれるお店を探して

クリーニングを依頼するといいでしょう。

・5年ぐらい経過したら『足し羽毛』を検討する

首元(襟元)は直接肌に触れたり擦れたりすることも多く

他より早くへたる方も多くいます。

首元がへたるとそこから暖かい空気がぬけ

寒さを感じやすくなってしまいます。

そこで首元など少しへたったところに

足し羽毛をすることで

暖かい羽毛布団に早変わりします。

4. 8年以上使用した羽毛は寿命が来る前に『リフォーム』

8年以上使用すると羽毛にもよりますが

寿命間近なものも多くなってきます。

寿命が来る前により長く羽毛布団を使うには

『リフォーム』がおすすめ。

羽毛布団のリフォームは

すごく簡単に工程を紹介すると下記の通りです。

・生地から羽毛を取り出し洗浄

・生地に付着したり、傷んで使用できない羽毛など減少分を補填

・新たな生地に羽毛を補填し直しリフォーム完成

直接羽毛を洗浄できることで

丸洗いよりも丁寧に洗浄が可能なため

羽毛自体を延命することにも繋がります。

さらに新しい羽毛を足すため

ふっくら度が増し保温力が増し

また暖かく眠れるようになります。

ただし完全に寿命になってしまったものは

復元することは難しいため

買い替えを検討した方がいいでしょう。

もちろん買い替えのほうがコストが高くなるので

リフォーム時期を見逃さないよう

参考までにいくつか羽毛リフォームのチェック方法を記載します。

・ふんわり感が減った

・持った時にずしっと重さを感じる

・シーツを変える時に中に羽毛が付いている

・羽毛に片寄りがある

・以前より寒く感じる

・手で布団を押した時の跳ね返り(膨らむ戻り)が弱い

上記に当てはまる方は

リフォームの時期を逃さないよう

お早めに相談されることをおすすめします。

まとめ

羽毛布団のメンテナンス方法をご紹介いたしました。

・毎月(片付ける前は)カバーをかけて『干す』

・2〜3年に一度は羽毛布団を『丸洗い』

・ヘタリや偏りを一部感じる時は『足し羽毛』

・8年以上経ったら寿命になる前に『羽毛のリフォーム』

快適な睡眠のために

羽毛布団の日々のお手入れ・定期的なメンテナンスを行い

気持ちよく眠りましょう^^

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