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パジャマに着替えると、眠りスイッチがON?!

ぐっすり眠って翌朝には目覚めすっきり! 

そんな良い眠りのためには何を身につけて寝るのがよいと思いますか?

店頭でお客様にお聞きすると、
時期で違いますが…

ジャージに長袖Tシャツ
スエット&トレーナー
フリースのモコモコパジャマ
Tシャツ&短パン
下着のみ

部屋着や普段着で寝てる方も、案外いらっしゃいます(T . T)

昼間の学校や仕事の制服やスーツと夜のくつろいだ生活とでは、着るものも違って当然だと思います。
昼間の生活から夜眠りにつくまでの間に、着替えるということは、何らかの切り替えのきっかけをもたらすと考えられます 。つまり、パジャマに着替えることは、眠りモードに入っていく ための入眠儀式、とも言い換えられるのです。

あなたは何を着ておやすみしますか?

目次

目次

1−1 パジャマと部屋着の違い

パジャマは「寝間着」

ねまきとして、快適な睡眠をサポートするために、「寝てる間の衣服」として、作られています。

ルームウェアは「部屋着」

昼夜を問わず室内でくつろげるように、「部屋に居る間に着る衣服」として作られています。
どちらも家の中でリラックスタイムの為に作られていますが、このように目的が違います。

1−2 パジャマが良い理由

パジャマは「就寝用」として様々な機能性を備えた衣服です。なぜ、パジャマが良いのかを4点説明します。

① 吸湿性
人は、季節関係なく一晩で、約200ミリリットルの汗をかくと言われています。就寝後に汗をかくことによって体温の低下や上昇を防いでくれるので、私達は深い眠りにつくことができるのです。
汗をかくことは睡眠に必要なことですが、吸湿性の低い衣服を着た場合、特に夏場などは衣服と肌の 間に汗が溜まり肌がべたついて寝づらさの原因になって しまいます。
パジャマは季節によって様々な種類があるので、夏場は吸湿、吸水性に優れた綿や麻を選びましょう。体内の熱がこもらず、ムレ感を軽減してくれます。綿や麻は感触もサラサラとして通気性も良いため就寝中も 涼やかで快適な眠りをサポートしてくれます。

② 保温性
冬場には体温を外に逃がさない保温性も重要になります。パジャマは体温調整ができるよう 計算された衣服なので、冬に合わせた、程よい厚みのものを選べば、保温効果も高くなり寝冷えを防いでくれます。
素材で選ぶなら最も保温・保湿効果が高い シルク素材のパジャマがオススメです。シルクの繊維には たくさんの気泡があり、その断熱効果によって冬でも 温かくすごせるといわれています。 保湿、保温など、季節や用途によって自分に適した眠りを提供してくれるパジャマは、まさに一年中着用できる寝具と言ってもいいかもしれませんね。

③ 形、締めつけ
パジャマは元から体を締め付けないように、ゆとりが生まれる 作りになっていますが、季節によってはよりゆったりとした デザインのパジャマを選びましょう。
首元や胸元がゆったりと開いている形のものを選べば、息苦しさなどの心配もなく、通気性が良いですし、腕や足まわりなどにもゆとりがあると動きやすさも抜群です。
ウエスト部分のゴムがキツくないかも重要なポイントです。 締め付け感が極力ないものを選べば、就寝中の寝苦 しさも軽減されるのでパジャマを選ぶ際には確認した方がいいでしょう。
装飾性が高く、厚みのあるものを選んでしまうと、布団や シーツに引っかかってしまう恐れもあるので、なるべく薄手で シンプルなものを選ぶのが一番です。

④ 寝返り
就寝時には一日20回前後の寝返りをうつといわれています。長時間同じ体の部位を下にして寝ていると、 血流が滞り、体がしびれたり、痛くなったりしてしまいます。
寝返りをうつことによって、そういった体の負担を軽減します。
しかし、ジャージやスウェットのような体にフィットした形のものや 、分厚い素材のものを着用していると寝返りが打ちにくく 痛みや寝苦しさを感じやすくなってしまいます。
パジャマは姿勢の変化や寝返りがしやすいよう、生地に 伸縮性があるため、横向きに寝てもあお向けに寝ても 楽に寝返りを打てるようになっています。そのため、リラックスして おやすみする事かできます。

2−1 寝る時はパジャマを着た方が良い5つのメリット

メリット①
パジャマは寝るための衣類であり、細やかな工夫が施されています。
睡眠中は一晩にコップ一杯の汗をかくため 、寝るときは吸湿性の良いのがふさわしい。
夏であれば、サッカー生地やクレープのさらっとした生地 、冬は保湿性の高いキルトやダンボールニットなど季節に あわせて適したものを選ぶと良いでしょう。

メリット②
清潔な状態でベッドに入れる。
部屋着は、ご飯を食べたり動いたりすることで、汚れや汗が服に染みつきがちです。その状態でベッドに入れば、 寝具も汚れてしまうでしょう 。さらにシーツや掛けカバー等のベッドリネンを洗濯しないでおくと、雑菌やダニが繁殖しやすくなり 、結果的に皮膚のトラブルへとつながるおそれもあります。

メリット③
着替えることで入眠儀式になる。
パジャマを着て寝る習慣をつけると眠りのスイッチが入り 体や心が自然と入眠モードに切り替わります。
パジャマに着替えるだけでも入眠儀式になりますが、それでも なかなか眠れないという方は寝る前にハーブティ飲んだり、 ストレッチしたりと、リラックスできる行動をプラスしてみましょう。

メリット④
寝返りがしやすい。
パジャマは無駄な装飾がないことに加え、ゆったりとした作りになっています。そのため、寝返りしやすく不快を感じにくいです。
就寝時には、一晩で20~30回程度、寝返りをするといわれてます 。分厚い素材や体にフィットする形状の衣服を着ていると、寝苦しさを感じてしまうかもしれません。その点、どの方向に寝ても楽に寝返りできるパジャマであれば、快適な寝心地につながり、安眠を促してくれるでしょう。

メリット⑤
パジャマで眠るとリラックスすることができ、睡眠の妨げとなるストレスを軽減します。

2−2 スウェットやジャージでは安眠できない?!

日頃の部活動や仕事が忙しいと、つい部屋着のまま 眠ってしまうという方は、多いのではないでしょうか。
特に夏場はスウェットやジャージの着用率が高いと言われています。
しかし、これらの衣服ではむしろ寝苦しさを感じてしまうかもしれません。

スウェットの場合、気軽に着用できる部屋着として親まれていますが、寝具としてはあまりおすすめできません。
スウェットなどの部屋着として作られている衣服は、化学繊維の生地のものが多く、化学繊維は吸湿性が優れていないものが多いので、汗をかく睡眠中の衣服としては適していません。また袖口や裾口などはゴムがきつく、就寝時 長時間にわたって着用していると寝苦しさを感じる原因にも なりかねません。

フードのついたパーカーの場合、
フード部分が首元にまとわりつき、首などに負担(ストレス)をあたえ、寝返りの妨げになります。

ジャージの場合、ジャージやトレーニングウェアーはスウェット同様に化学繊維の生地特有のごわごわし肌触りが眠りづらく、就寝時に着用するのはやめておいた方が良い でしょう。

パジャマはこうした就寝時に妨げとなる要素を排除した眠るための衣服なので、安心して眠ることができます。 部屋着などの衣服よりパジャマを着用して眠ることで 睡眠効率が向上し、寝付くまでにかかる時間も早いと いわれています。

部屋着で、眠ってって寝つきが悪くなった経験がある方は 就寝前の衣服をパジャマにするだけで 深い睡眠の質が得られるようになるかもしれません(^-^ )

2−3 くつ下履いて寝たらダメ?

深部体温を下げるには、手足の毛細血管からの放熱が重要なのです。
熱を放出しないと、手足はもちろん、体全体の深 部体温も下がらないので、寝つきが悪くなりま す。部屋の温度が低かったり布団が寒かったりし て手足が冷えている・慢性的な冷えで手足が冷え ているといったときに、なかなか寝つけないのに は、こういった理由があります。

このことから、眠りにつきやすくするためには手 足を温めて温度を上げることが大事だと考えるこ とができます。
そのために就寝前に温かいお風呂 に浸かる・お風呂に浸かれない場合は足浴をす る・足のマッサージをするといった方法がおすすめです。

また、温めた足を冷やさないために、保温性のある靴下を履くのも効果的だといえます。
ただし、靴下で足を温めるのは、スムーズな入眠 においてのみ効果的な方法で、就寝前迄は大丈夫です。
靴下を履いたまま寝る と熱がこもって足からの熱放出が妨げられ、良い睡眠が得られなくなることがあります。
足の冷えが気になる人はレッグウォーマーがおすすめです。
レッグウォーマーなら、放熱に重要な足首を締め付けずに、放熱のジャマをしないため、就寝時につけていても良いでしょう。

2−4 パジャマの下にインナーは必要?

素肌に、パジャマを直接着る方も3割位はいらっしゃるそうです。
汗とともに皮脂などの汚れが つき、生地が黄ばみやすくなります。
パジャマの下にインナーを着ける事により、暑い時は汗を吸収し、寒い時には体を温める働きがあるため、体温調節に役立ちます。

パジャマの洗濯も、春夏は毎日か1日おき、秋冬は3〜4日で洗う方が多いようです。衛生の面からも、長持ちの為にもインナーを着た方がより、いいでしょう。

3−1 パジャマ選びのポイント

パジャマに着替えると安らぐのは、心だけではありません。
質の良い睡眠をとる為にも、パジャマ選びは大切 です。パジャマの素材やサイズによって、寝つきや睡眠中の快適さは左右されます。
まずは、パジャマ選びのポイントをお伝えします。

① 心地よい肌触り
お勧めするのは、着た時にホッとするような着 心地のもの。やわらかく心地良い素材は、スムー ズな睡眠へ誘導してくれます。実際に触ってみて、体が安心するような肌触りの素材を選びましょう。

② 体温調節がしやすい
暑さ、寒さは睡眠の妨げとなります。人は眠って いる間にコップ一杯分の汗をかくことで体温調整をします。パジャマはこの汗をしっかりと吸い取り、ムレ感を抑えつつ、夏は涼しく、冬はあたたかく、湿度や温度をコントロールして快適さを保てることが重要です。

③ からだを動かしやすい
じっと寝ているつもりでも、体は一晩に何十回も寝返りをうつと言われてます。寝返りは眠りの大切な要素の一つ。その動きを妨げないよう締め付けが少なく、適度なゆとりがあるかもみてください。

④ 毎日洗ってもしっかり丈夫
毎日着るパジャマは、毎晩、汗とともに皮脂などの汚れがつきます。
だからこそ、こまめに洗って清潔にしておきたいものです。何度洗濯しても型崩れしにくい丈夫さや、お手入れのし易さも選ぶポイントの一つです。

3−2 パジャマの素材を知ろう

ふんわり、さらさら、すべすべ
パジャマの生地にはいろいろな素材が使われていますが、中でも天然素材が主に使われます。 素材ごとの特徴について知っていきましょう。

綿…幅広い用途で使われている天然素材。他の天然素材と比べると水に強く、お手入れもしやすい素材。

綿(ガーゼ)…赤ちゃんの産着にも使われます。ソフトな風合いが魅力

綿(パイル)…タオルのように表面にループがあるニット生地です。ふんわりとした肌触りが魅力です。

綿(天竺)…表裏がはっきりした生地でTシャツなどによく使われます。
横に伸びやすいのが特徴です。

綿(スムース)…両面編みで表裏の区別がありません。肌触りはなめらかでやわらか、伸びやかさも特徴。

綿(サテン)…縦糸と横糸の織り目を浮かせ、光沢となめらかさが特徴。ソフトな肌ざわりが人気です。

シルク…上品で優雅な光沢があるシルク、非常に細い天然繊維なので、滑りが良くなじみやすい素材で柔らかい肌触りが特徴です。吸放湿性があるのでムレにくく、さらっと快適

…吸湿、吸水性、放湿性に優れており、最も丈夫な天然繊維です。
さらさらと涼やかな感触が夏の衣類向きとして人気。

綿+化学繊維
綿の良さに加え、軽さと型崩れ しにくさをプラス。独特な風合いなど、綿100%には出せないメリットや性質を生み出している。

4 当店おすすめ!ワコール睡眠科学のパジャマ

ここちよい眠りを追求するワコール睡眠科学のこだわりパジャマ

私たちは眠っている間、ずっとまっすぐの状態でいることは なく、何度か寝返りをうち、色々な姿勢をとっています。 この「動き」を妨げないことが、ここちよい眠りのために大切なんです。
動きを妨げにくくするためには、ゆったりしているパジャマがお勧めですが、あまりにブカブカのパジャマだと寝返ったときに体の下に巻きこんでしまいます。

逆にピタピタだと窮屈感がある。「睡眠科学」では<巻き込みにくい>でも<窮屈感がない>という2つの条件を考えながら、「ほどよいゆとり」のパターン設計を取り入れてます。

寝返りしやすい、立体設計パジャマは寝返りを行うときの腕の動かしやすさを考え、ここちよく寝返りできるような 工夫をプラスしています。背中や腕にゆとりをもたせたパターン設計にすることで、つっぱりにくく、腕の上げ下げもしやすくなっています。
暑すぎず、寒すぎない快適な温度をキープすることも心地よい眠りのために大切です。[睡眠科学]では、季節に合わせて温度のここちよさにこだわった商品を開発しています。

当店でも、季節によってお勧めする生地が違う睡眠科学のパジャマを、
お取扱いしております。

まとめ

実は、パジャマを着ることそのものに、眠りを暗示させる効果があるとも言われています。
一日の終わりにパジャマを着用し、脳のスイッチを睡眠 モードに切り替えることでリラックスして就寝できるようにしてくれるのです。
このように毎日眠る前に決まった行動を習慣化させることで、体と心を睡眠体制に導く行為をスリ ープセレモニー(入眠儀式)と呼び、実に8割以上の 方が自然にやっているとされています。
スリープセレモニーに決まった行動はなく、音楽を聞くことなども効果的だといわれていますが、 特にパジャマは心身ともに就寝の準備ができたと 感じる方が多く、睡眠効果が高い暗示法だといわ れています。
寝つきが悪いことが気になっている 方は試してみると良いでしょう。

今日から、あなたもパジャマに着替えておやすみなさい。💤

自己紹介

ねむねむブログは『ねむねむはうす』のスリープマスターがお届けする快眠ブログです。

『ねむねむはうす』は滋賀県近江八幡市にある自社工場もある創業明治4年の老舗ふとんメーカーであり、nishikawaの専門チェーンの寝具店です。

 

当店にはスリープマスターが4名在籍しており、お客様の睡眠の悩みやご要望に応えるぴったりの寝具選びや快眠のアドバイスでサポートしております。

スリープマスターがいるお店だけが開設できるnishikawaが提供する睡眠解析サービス『ねむりの相談所』も開設しており、お客様一人一人に合った快適な眠りのご提案をしております。

「スリープマスター」とは日本睡眠科学研究所より認定される睡眠や寝具に関する知識をおさめ、認定試験に合格した者に与えられる民間資格です。寝具の事だけではなく脳科学や繊維別の特徴などを大学や研究機関の先生より様々な観点の講義を3日間受講します。

 

睡眠に関するお悩みは人それぞれ異なります。

お悩み別に解決に向けたサポート・ご提案ができるのがスリープマスターです。

 

当店では、布団のリフォーム(布団の打ち直し・羽毛のリフォームなど)からオーダー枕、大谷選手愛用のAirなど快眠のための製品を幅広く取り扱っております。

また法人企業様向けに『健康経営 睡眠セミナー』もお受けしております。

睡眠に困ったらひとまず『ねむねむはうす』

取扱ブランド:nishikawa・パラマウントベッド・京都金桝・ワコール・ワタセ

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