冷えから体を守ろう
秋から冬にかけて、気温の変化により、体が冷えて、体の不調をうったえる方が、おられます。体の冷えに毎年悩まされている方、今年こそ冷え知らずで過ごせたらよいですね。今の時期10月頃から、準備をしていくことをおすすめします。
体調管理を出来ることが健康への近道です。体のいろいろなサインを見逃さず、冷えから自分の身体を守りましょう。
今回の記事では冷えから自分を守る対策や冷えに関しての注意点まとめました😊
目次
①冷えから来る自覚症状
冷えが原因で起こる体の不調は大変多岐に渡ります。冷えが原因で起こる症状や冷えが症状をさらに悪化させるものまで様々。今お悩みのその症状ももしかしたら原因は身体の冷えかもしれません。
- 肩こり・腰痛・頭痛
- 胃腸の不調
- 不眠
- 更年期障害
- 花粉症・アレルギー・ かぜ
- 生活習慣病
- 肌トラブル
- むくみ・太りやすい
- あかぎれ・しびれ・しもやけ
- 関節痛
- 寝起きが悪い・寝坊しがち
- 膀胱炎・頻尿
- 顔色がくすんでいる
- 目の下にクマができやすい
※ 上記の症状があるからといって必ず冷え症である訳ではありません。
自覚症状は、人それぞれですが、冷えることから、さまざまな身体の不調をひきおこします。
冷えは実はとても注意が必要な症状です。
② 冷えた時に起こる症状
冷えは日常生活に様々な支障をもたらすことがあります。そのため、まずは自分が冷え性ではないかを把握しておくことが重要です。冷え性の方の割合は、全体で60~70%程度と報告されており、男性で2人に1人、女性では3人に2人が冷え性で悩んでいると言われています。分かりやすい冷え性の症状がないからと安心するのはまだ早いかもしれません。
冷えた時に起こりやすい症状をリストアップしますので、自分に当てはまるものはないかをぜひチェックしてみてください。
☑︎手足の冷え
手や足が冷たく感じる、または温めてもなかなか温まらないことが多いです。特に女性に多い症状です。
☑︎ 体全体の寒さ
寒さを感じやすく、外気温がそれほど低くなくても寒さを感じることがあります。
☑︎ 疲れやすい
冷えが続くと、血行不良や代謝の低下によって疲労感が強くなり、体がだるく感じます。
☑︎ 胃腸の不調
冷えが内臓に影響すると、消化機能が低下し、食欲不振、腹痛、下痢、便秘などの症状が現れることがあります。
☑︎ 肩こりや腰痛
冷えにより筋肉が硬直し、血行が悪くなることで、肩こりや腰痛が起こったり、悪化することがあります。
☑︎ むくみ
血流やリンパの流れが悪くなると、余分な水分が体内に滞留し、むくみやすくなります。
☑︎ 睡眠の質の低下
手足が冷たくて寝つけなくて、深い睡眠が取れないなど、睡眠に影響を与えることがあります。
☑︎ 月経不順
女性の場合、冷えはホルモンバランスに影響を与え、月経不順や生理痛の悪化を引き起こすことがあります。
いかがでしたか?
もちろん上記の症状があるからと言って必ずしも冷え性という訳ではありません。ですがもし当てはまる項目があるなら、原因をしっかり把握してより快適な生活を送るために可能性として考えたほうがいいかもしれませんね。
③ 冷えやすい時期は?
では、身体が冷えやすい時期はいつでしょうか?このような時期は身体が冷えていないか注意が必要です。
1. 秋から冬にかけて
気温が下がり始める秋の終わりから、寒さが本格化する冬にかけては、体が冷えやすくなります。特に冬は外気温が低く、寒さに注意です。
2. 季節の変わり目
夏から秋へ、冬から春への季節の変わり目は、日中と夜間の温度差が大きく、体温調節が難しくなるため、冷えやすくなります。
3. 雨の日や湿度が高い時
湿度が高いと体温が奪われやすくなり、気温がそれほど低くなくても体が冷えやすい状況が生じます。
4. 冷房の効いた室内
夏でも冷房が強く効いた室内に長時間いると、体が冷えてしまうことがあります。
オフィスや電車などの空調が強い場所では、手足や体全体が冷えやすいです。
5. 夜間
夕方から夜にかけて気温が下がるため、日中よりも冷えが強まることがあります。
④ 冷えの原因
では、なぜ身体が冷えるのでしょうか?「私はもともと冷え性だから。」と諦める必要はありません。冷え性が改善された方もたくさんいらっしゃいます。原因の人それぞれで特定はできませんが、自分にあてはまる原因が何かを考える解決しようとすることが大切です。
ここからは冷える原因となりやすいものをいくつか挙げます。
1. 血行不良
血流が悪いと、体の隅々まで十分な血液が届かず、体温が低下します。長時間の座り仕事や運動不足が原因になることがあります。
2. 低い基礎代謝
筋肉量が少ないと、基礎代謝が低くなり、体が熱を作り出す力が弱くなります。
加齢や運動不足がこれに影響を与えます。
3. 栄養不足
ビタミンやミネラル、特に鉄分やビタミンB12が不足すると、貧血や代謝の低下が生じ、体温が下がりやすくなります。
4. ホルモンバランスの乱れ
特に女性は、月経周期や更年期によるホルモンの変動が体温に影響を与えることがあります。
5. ストレス
精神的なストレスが交感神経を刺激し、血管を収縮させ、血行が悪くなり、冷えを引き起こすことがあります。
6. 冷たい環境
気温が低い環境に長時間いると、体が外部の寒さに影響されやすくなります。
⑤ 冷えた時の対策
日々の生活の過ごし方を変えていくと、冷え知らずの近道です。全てを完璧にしようと思わず、出来ることから始めることが大切です。日常的にできる簡単な冷え性対策をお伝えしていきます。
1. 服装の工夫
・重ね着をしましょう
薄手の衣類を重ねることで、空気の層を作り、体を効率よく温めます。温かさを保ちつつ、気温に応じて脱ぎ着できるのが理想的です。
・保温性の高い素材を身につけましょう
ウールやフリース、ヒートテックなど、保温性の高い素材を選ぶと効果的です。
足元を温めるために厚手の靴下やタイツ、レッグウォーマー、を着用するとよいです。
・手足を温めましょう
手袋、アームウォーマー、マフラー、ブーツ、帽子を使用し、体の末端部分をしっかり保護することが重要です。
2. 温かい食べ物・飲み物の摂取
・体を温める食材を食べる
生姜、にんにく、ねぎ、唐辛子などの体を内側から温める食材を積極的に摂りましょう。また、根菜類(大根、にんじん、れんこんなど)や発酵食品も体を温めるのに効果的です。
・温かい飲み物を飲む
常温や温かいお茶やスープを飲むことが冷えを和らげます。冷たい飲み物を避け、体を冷やさないようにします。
3. 運動
軽い運動をしましょう。
血行を促進するために、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を定期的に行いましょう。
下半身の筋肉を鍛えると基礎代謝が上がり、体温が上がりやすくなります。
冷え性改善エクササイズ: 足先や手を動かす簡単なエクササイズやヨガも効果的です。座りっぱなしの時間が長い場合は、意識的に体を動かすことが大切です。
4. お風呂で温まる
・全身浴
毎晩ぬるめのお湯(約38~40℃)でゆっくりと湯船に浸かることで、血行が促進され、体全体が温まります。
シャワーだけで済ますのではなく、できる限り湯船に浸かりましょう。
・足湯
足だけでもお湯に浸けることで、冷えを緩和できます。特に冬場や寒い日には有効です。
5. マッサージやツボ押し
・血行促進
足裏やふくらはぎ、手のひらなどをマッサージすることで血行が良くなり、冷えが軽減されます。特に足裏には体を温めるツボが多いため、マッサージやツボ押しを行うと効果的です。
6. 睡眠環境の工夫
・寝具の保温性
温かい布団や毛布を使用し、足元が冷えないように工夫しましょう。
湯たんぽや、健康医療寝具を使って寝る前に布団を温めておくことも有効です。
・足を冷やさない
寝ている間に足が冷えると眠りが浅くなりますので、靴下やレッグウォーマーをつけるのもおすすめです。
7. ストレス管理
・リラックス
ストレスが冷えを引き起こすこともあるため、リラックスする時間を作り、精神的な緊張をほぐすことが重要です。深呼吸や瞑想、趣味らを楽しむなどして心の健康を保つことが、体の冷えの改善にもつながります。
まとめ
冷えは万病の元と昔から言われるように、身体を冷やしてしまうと、体調不良の大きな原因になります。
人が体温を保つしくみは、自律神経が、大きく関係しています。その自律神経の命令で血流をコントロールしてくれてます。
人間本来の力で、体が冷えたら温めてあげると思うことは、自然のながれですね。
ですが、それにプラスして、冷える前に、毎日の生活習慣や、行動、意識を変えていくことが、より身体を大切にしてあげることにつながります。
冷えないようにするための対策を、日常生活に取り入れて、冷えの予防や改善につなげましょう(* ‘ᵕ’ )☆
自己紹介
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